(レビュー)世界樹をクリアしての感想

世界樹の迷宮、ひととおりクリア。
非常に良いゲームだった。だったのだが、最大の欠点はレベルキャップの存在だろう。


このゲームはレベル70制限があって、それ以上は上がらないようになっている。
ストーリー上は**階(一応伏せておこう)でエンディングなのだが、
それ以降、高難度のダンジョンが5階分存在している。
このダンジョンではレベル70でも厳しい戦いが強いられるような設定だ。
果たしてこの仕様は必要だったのだろうか。


元ネタとしても度々言及されているWizardryでも、
「最終的にバランスが崩れるほど強くなれる」というのは魅力の一つだったはずだ。
こういう事を書くと、「じゃあwizやれよ」と言われそうなんだけど、そういうことじゃないよ。
わざわざ面白さの要素をスポイルする必要があったのか?って話。


勿論、戦闘の難易度を楽しむという意味では、
例えば低レベルクリアという遊び方を否定するつもりはない。
けれども、それは必要とする人だけが遊べるものでもあっていいはずだ。
レベル上げをしないという選択肢があってもいいだけの事だ。
圧倒的な火力で、「ラスボス?ああ3ターンだったけど?」という遊び方があってもいい。
そういう意味で、レベルキャップがあるということはやはり残念だった。


…と、ゲームを非難するような日記になってしまったけれども
上にあげた点の他特に気になった点もなく、非常に良いゲームだとおもいますよ。
難易度は高い高いと言われていますが、きっちりレベル管理とかスキルの割り振りを考えれば
そこまで難しいわけでもないので、そういう理由で購入を迷っている人にも是非やってほしいです。

世界樹の迷宮(特典無し)


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